こけし日記

太田明日香のブログ

初めての方へ

はじめまして、文筆家の太田明日香です。

台湾の生活、働くこと、学ぶことについて書いています。

 

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愛と家事 | 太田 明日香 |本 | 通販 | Amazon

 

また、出版レーベル夜学舎としても活動し、
自分で書いた本をネットやイベントで売ったり
本屋さんに卸したりしています。

初めての方はこちらの記事がおすすめです。


▷暮らし 

 語学学習、片付け、日記など

kokeshiwabuki.hatenablog.com

 

▷カルチャー 
 お出かけ、読書、映画、ドラマなどの感想

kokeshiwabuki.hatenablog.com


▷書くこと

 書くことと自己探求

kokeshiwabuki.hatenablog.com

 

▷台湾

 台湾生活での気づき、日記など

kokeshiwabuki.hatenablog.com

 

▷シリーズ やってみたいことリスト
 やってみたいことリストを作ってやってみた記録を公開しています。

kokeshiwabuki.hatenablog.com

 

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最新のお知らせはニュースレターでもお届けしています。yagakusha.hatenablog.com

 

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朝の日課

みなさんは朝の日課はありますか?

 

私は起きたらつい携帯電話を見て、だらだらしてしまうというクセをやめたいと思って、朝の日課を作りました。

1、水を飲む

枕元に水を置いてあるのでまず水を飲みます。

 

2、歯磨きと顔のマッサージ
次に歯を磨きます。
ベッドから出るクセを作りたくて、たまたま見たたくろうの赤木が動画で朝起きたら一番に歯を磨くと言っていて、私も取り入れることにしました。

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次は顔のマッサージ。
これはインスタで見たほうれい線を消す顔のマッサージを見て、やっています。ほうれい線が消えるかわかりませんが、表情筋も動かさないと老化すると聞いて、今は人と話す機会がないから自分でマッサージして動かそうと思って始めました。

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3、体重計測
毎日朝と寝る前に体重を計っています。測ったら、パレットジャーナルに記録します。

4、音読
音読は3つやっています。
最初に滑舌をよくするために日本語の発声練習をしています。
台湾に来てからぜんぜん人と話す機会がなくなったのと、ずっと授業アンケート(日本にいたとき日本語教師をしていました)で声が小さいとか聞き取りにくいとか書かれていたので、発声をよくするために「あえいうえおあお~」っていうのをやっています。

その次に、英語の単語帳の短文を1ページか2ページくらい読みます。
前は問題を解いたり、単語を覚えようとしていたが、朝だとあまり頭が動かず、間違えるとイライラしてやる気がなくなるのでやめました。AIに相談したら読むだけでいいと言われたので、ほんとに読んでるだけで覚えようともしていません。でも清涼飲流水さんの本でパラパラ見ているだけでも覚えたってあったので、無意味じゃないかなと思います。

最後に、中国語の会話集を読みます。これも読むだけで覚えません。

それが終わったら着替えたり、朝ごはんを食べたりします。だいたい20分くらいあればできるようにしています。


前は運動もしていましたが、朝汗をかくとお風呂に入らないといけないのが嫌で、運動は寝る前にすることにしました。

負担のない程度の日課が毎日あると、やったなっていう感じになっていいですね。忙しくなってきたら、音読を減らすとか、マッサージを夜に回すとかして、調節していきたいと思います。

バレットジャーナルを使い始めました

みなさんはどんな手帳を使っていますか?

 

私は最近バレットジャーナルを始めました。
台湾に来てから、日々の細かい予定は特にない代わりに、日課や、買い出しリスト、これからやりたいことを管理できるツールがほしいなと思うようになりました。

バレットジャーナルとは、予定を「バレット(中点(・))」を使って管理する手帳の書き方のことです。
こちらのサイトにくわしくやり方を書いてあります。

www.kokuyo-shop.jp

専用の「○○手帳」を買わなくても、自分の好きなノートで始められる、書く量を日によって調節できるところがいいなと思い、さっそく初めてみることに。

ノートは夫が使いかけで書くのをやめた横型のロルバーンがあったので、それで始めることにしました。


バレットジャーナルのいいところは日々の変化を把握できるところと、将来やりたいことや欲しいもの(コレクション)の管理ができるところです。
体重の変化やその日食べたもののログを取ったりするのに便利です。
簡単に始められていつでもやめられる手軽さが魅力です。

コレクションについてはこちらの本も参考になりました。


「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル


バレットジャーナルのメリットとして、未来の予定管理と過去の振り返りが一冊でできるところが挙げられていますが、未来の予定は見開きでマスが大きな手帳で見たほうがわかりやすいので、予定を立てるときにはコクヨの予定表も引き続き使用しています。


気になったブログのネタや、本や映画の簡単な感想もメモしてブログを書くときに見直したり、やってみたいことが思いついたらメモしておいてあとからやってみたいことリストを編集したりしています。

まだ使い始めて1か月くらいで毎日書けているわけではないのですが、書く時間が楽しいのでなんとなく続いています。

2026年7月の日記

【いかにも南国な写真が取れたある日】

学校に通い出して1ヶ月経った。
学生目線になるといろいろ教える立場じゃ見えなかったことが見えて反省。
前はロールプレイとかゲームとか、正直楽しいだけで学びにならないって思ってたんだけど、ゲームと関連づけて記憶に残る。
あと、先生が不安になってたりイライラしてたら学生の心は離れていくから、学生にイラっとしても、そういう揺れを感じさせないようにやるのも大事。
語学教師はどうしてもその国で最初に接する人になるけど、友達じゃない。
感情を入れ込みすぎたりするのはよくないのかなって思った。
大丈夫、頑張ってって明るくやるくらいがちょうどいいのかも。
台湾でも教えたいから、今のうちに学生目線で吸収できることを吸収したい。

【台風休みのあとの一日】

台湾は「颱風假」といって、台風の予報によって危ないと判断された場合、授業も仕事も休みになることがある。
日本だと台風は数字で呼ぶけど、台湾だと名前がついているのが慣れない。
金曜日は颱風假で仕事も授業もなかった。
でも肝心の台風はまだ来ていなくて、台風前の独特の生ぬるい空気と風だけ。
土曜日いよいよ台風がやってきた。史上最大と言っていたせいか、普段はバイクで溢れる道路はまばらに自動車やバスが通り過ぎるだけ。通行人は人っこひとりいない。
時々窓ガラスが風でガタガタいったり、横殴りの雨が降っていた。
うっかりしていて金曜日に買い物を忘れていて、備蓄があったからなんとかなったけど、危ないところだった。

【日本は三連休の一日】


日本統治時代のタバコ工場を展示空間にした松山文創園区に行った。
展示の多くがドラえもんやちびまる子ちゃんなど日本アニメで驚く。
24時間オープンしている書店もあって、そこには日本の翻訳書がどっさり。
一方華文文学の棚もあって、そちらは全然知らない著者ばかり。台湾は日本と中華世界の交差点になっている感じがした。日本語で読んだ台湾文学の本も売っていて、パラパラ見てみたけど、ちょっとまだ私には早いかなあ。


【夏バテ気味のある日】

毎日30度越えで参っているけど、日本は40度近いと聞いた。
もしかして台湾の方が涼しいのでは?
毎日そうめんやお茶漬けやお漬物ばかり食べている。
ロピアやらカルディやらで大量に日本の食品を買ってきて、久しぶりにウキウキしながらお蕎麦をゆでたら、めちゃくちゃかゆくなってきてじんましんが出てきた。
もしやそばアレルギー?

夜うちに帰ったら熊本で地震があったとニュースで知った。
一昨日台湾でも地震があって、震度3。台湾で3回目の地震。
日本で慣れているくらいの大きさでもやっぱりドキッとする。
熊本の人たちに何事もなければいいけど。

 

ブローガストにチャレンジ

toyaさんとねじまきさんの記事で8月に毎日ブログを更新するブローガストというオンラインイベントがあることを知りました。

nejimakinikki.hatenablog.com

toya.hatenablog.com

公式サイトによると、毎日は無理でもできる限り書くということでいいそうです。

indiecator.org

posting as much as possible

この書くことを楽しみましょう、自分のゴールを目指しましょうっていう姿勢がいいですね。


気付いた方もいるかもしれませんが、7月に「こけし日記」のトップページとサイドバーをだいぶ変えました。
今のところ「暮らし」「カルチャー」「書くこと」「台湾」「やってみたいことリスト」を週一でどれか投稿するっていう形式にしています。
忘れないうちに書きたいことをメモっておくと

・7月の日記

・バレットジャーナルについて

・ネガティブ・ケイパビリティについて その2

・台湾で食べたものの記録

・『自分の声で書く技術』感想
・やってみたいことリスト 吉野に行った記録
くらいしか思いつかない。
ぜんぜん足りないかも。でも書いているうちに出てくるんじゃないかな~と思って気楽にやってみます。

興味を持った方は、タグで  #ブローガスト とつければ参加できるそう!

ブローガストで8月を楽しみましょう!

やってみたいことリストをやってみた記録(練供養に行く)

ずっと行ってみたいと思った寺や祭りがいくつかあり、20年くらい放置していたが、日本を離れる前に行っておこうと思って3月~4月にかけて回った記録。
今回は練供養です。


練供養は奈良の二上山のふもとにある當麻(たいま)寺で行われているお祭りです。
このお寺は中将姫の伝説の舞台として知られています。
中将姫は藤原豊成の娘といわれており、信心が篤く、蓮の糸で一夜にして曼荼羅を織り、生きたまま西方浄土へ極楽往生したという伝説が残っています。
私は昔からこのお話やこのお話を元にした折口信夫の小説『死者の書』や、マンガ化された近藤よう子さんの『死者の書』に親しんでいました。
また、奈良に住んでいた頃は中将姫が誕生したという伝説のあるお寺に行ったり、
當麻寺の曼荼羅を見に行ったり、二上山に登ったりしていました。
しかし、肝心の練供養には行ったことがなかったのです。


練供養というのは、物語のハイライトである中将姫が極楽往生するときに
阿弥陀如来がお迎えに来た様子を再現したお祭りです。
金色の阿弥陀様のお面をつけ、独特の動きで中将姫が極楽往生する様を演じます。
なかなかタイミングが合わず、もうご縁はないだろうなと思っていましたが、
とうとう今年見に行くことができました。

駅からお寺までは若干距離があって歩かなければならないのですが、人通りがなくて本当祭りの日なのかなと思うくらいに静かなのが印象的でした。
ようやくお寺に到着すると、門の向こうに人だかりが見え祭りがおこなわれているようでした。


當麻寺の本堂から娑婆堂と呼ばれるお堂まで橋がかけられ、その間を阿弥陀様が続々と登場します。本堂と娑婆堂はそれぞれ極楽と現世を表しているそうです。
あたりに流れる琴と笛が印象的な大陸風の音楽
橋の上を膝を大きくまげたあと腕を斜め上に挙げて進む独特の歩き方で、先導する仏様が2体。
そのあとに続く仏様たち。


頭がだんだんぼ~っとしてきて、夢見ごこちになります。
は~私もこうやって仏様に連れられて極楽に行きたいな~という気分になります。
最後に中将姫の像を載せた輿がお堂に吸い込まれていくとお祭りは終わりです。
祭りを見終わったあと、かなり満足感があり、本当に見に行ってよかった。
私の長い奈良生活の思い出も一緒にこの箱の中にしまわれて、お堂に納めてもらったような気分になり、ほんとうにいい区切りとなりました。


奈良テレビのドキュメント番組でお祭りの一部始終を見ることができます。
地域の人たちの力で支えられているお祭りで、ありがたいなあと思いました。
こちらもすごくいいので、よかったら見てください。

www.youtube.com


私は割と浄土宗に親近感があるんだけど、このお寺も浄土宗だから納骨もこのお寺がいいなあ。

やってみたいことリストをやってみた記録(西芳寺に行く)

ずっと行ってみたいと思っていた寺や祭りがいくつかあり、20年くらい放置していたけど、日本を離れる前に行っておこうと思って3月~4月にかけて回った記録です。

西芳寺はリストには書いていなかったけど、受験勉強のときに参考書で見てからずっと行きたかったので、行きたいと思ってから25年くらい経ちます。

saihoji-kokedera.com

別名苔寺として知られている京都のお寺です。
腰が重かった理由は、拝観が予約制なこと。
せっかくなので今年の誕生日に予約し、さくっと行ってきました。


訪れたのは、ちょうど桜も咲いていていかにも春らしい日でした。
最初にお堂で写経して、そこから池に沿ってお庭を回るようになっています。
インバウンドの観光客が多くて、人気の観光地のようです。

 


美しいことは美しいのですが、それ以上でも以下でもなく。
もしかすると記憶の中の印象が強すぎたせいかもしれません。
記憶の中の写真で見た苔寺の印象だと、ふかふかの苔が庭一面にという感じだったのですが、こころなしか苔が思ったより勢いがないような・・・。

 


梅雨ごろが見ごろらしいので、その時期に来ると思い描いていたようなお庭が見られたのかもしれません。

あと自分の好みも変わってしまったのも影響があるかもしれません。
若い頃はこのようないかにも京都らしい整ったお庭やお寺が好きで、そこに美を感じていたのですが、だんだんいろんなお寺に行くようになってから、熊野とか諏訪大社みたいな野性味あふれるお寺や神社の方が面白いと思うようになりました。

憧れの○○~!大感動!
っていうのを期待して行ったのですが、私は自分の「行きたい!」のピークを逃してしまっていたんだなとちょっと悲しくなりました。
でも、行かないままだとずっと苔寺に行きたかったなと思い続けることになるので、行ってみてよかったのかも。
あと、「行きたい」のピークを逃してしまったことが悲しかった一方で、
変わってしまった自分を悲しむ必要はないとも思いました。
なるべくなら「行きたい」のピークを逃さない方がいいけど、
人間は変化するし、諸行無常、そういうものだという気分もあります。

元気でお金や時間の許す限りは、なるべくそのとき見たいものを見に行こうと思いました。

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そのほかのやってみたいことリストはこちら。

kokeshiwabuki.hatenablog.com

「考えても時間の無駄」とネガティブ・ケイパビリティ

帚木蓬生の『ネガティブ・ケイパビリティ 答えのない事態に耐える力』を読んだ。

解説書はたくさん出ているし、ポッドキャストでもたくさん解説番組はあるので、内容についてはそちらを参考にしてもらって、こちらではとりとめない感想をつらつら。

・ネガティブ・ケイパビリティについて、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」くらいしか書かれていなくて、それ以上でもそれ以下でもないみたいで、ネガティブ・ケイパビリティの本を書いた谷川嘉浩もポッドキャストでそう言っていた。
いますごく流行っているのは、それが使い勝手よくていろんなことに応用しやすいからなのかなあ。

creators.spotify.com


・心理学者の東畑開人がXでネガティブ・ケイパビリティは、劣勢の中で耐える力のことと言っていた。また、「嵐の中で右往左往しながら、嵐を見ようとする決意の心」とも言っている。

・最初、この概念って、治療者に向けたものなのか当事者に向けたものなのかがわかってなかった。
もともとビオンっていう精神科医の論文に出てきた概念で、この概念が知られるきっかけになった、帚木蓬生の『ネガティブ・ケイパビリティ 答えのない事態に耐える力』も精神科医が書いているから、すごく精神科臨床での事例が多いんだけど、それを患者さんに対して言っているのか、治療者自身の態度として言っているのかよくわからなかった。

・ネガティブ・ケイパビリティで耐えろって、患者さんにいうのはちょっと無責任じゃないかと思った。帚木蓬生の『ネガティブ・ケイパビリティ 答えのない事態に耐える力』の例だと夫の浮気とか、姑のいじめで調子が悪くなった患者さんの例が出てくる。なんていうか明らかにその人が原因じゃなくて外部に要因があっても、自分の心持次第でどうにかなるみたいなポジティブ心理学の代用?とも思った。

・改めて東畑開人の投稿を読んでみると、治療者、患者問わず使える概念なのかもしれない。帚木蓬生の『ネガティブ・ケイパビリティ 答えのない事態に耐える力』で結構依存症の例が出てきて、依存症の人の治療において、依存症の人が自分は何かに依存しているという自覚がないと治療が始まらない。それはまさに東畑の言う「嵐の中で右往左往しながら、嵐を見ようとする決意の心」そのものだ。

 

・帚木蓬生の『ネガティブ・ケイパビリティ 答えのない事態に耐える力』の結論が寛容や共感が大事だというところに落ち着いていた。そんな道徳みたいなこと、と思ってしまったが、むしろ現代にいちばん欠けているのはそれだ。
みんなが仕事、お金、スマホ、ありとあらゆるものの依存症になっている。この本の中で依存症の患者さんからは人間としての徳目(思いやり、寛容、正直、謙虚)が失われると書いてあった。多くの人がいろんなものの依存症となっている現代社会でも、それらが失われている。だからこういう道徳みたいなことを言っていくのが逆に大事なのかもしれない。


・私は自分の答えのない問題には「考えても時間の無駄」って思うようにしている。以前は過去について「どうして?」とか、「○○しなければよかった」とか、「○○だからだ」と理由やそうならなかった道を探そうとしていた。でも、この頃はそういう考えが湧いてきたら、すぐ「考えても時間の無駄」と思って考えないようにしていた。それはネガティブ・ケイパビリティなんだろうか。それともただの現実逃避なんだろうか。