こけし日記

読むことと書くことについて

『刺繍小説』神尾茉利さんにインタビューをしました

いつも書いている『朝日新聞』読書サイト「好書好日」で、
 『刺繍小説』著者で美術家の神尾茉利(@kamiomari)さんの
インタビューをしました。


美術家・神尾茉利さんの『刺繍小説』(扶桑社)は、
刺繍描写のある小説を「刺繍小説」と名づけ、
刺繍を通じた物語とのさまざまなかかわり方を提案しています。

刺繍が出てくる本ってどんなの?
と思うかもしれませんが、
太宰治『女生徒』、西加奈子『円卓』、三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』
などメジャーな作品や著名な小説家の本もたくさん出てきて、
刺繍が出てくる小説がこんなにたくさんあるのに驚きました。

あるときは神尾さんの作品集、
あるときは小説のブックガイド、
あるときは刺繡をめぐる箴言集、
といろんな読み方ができて、開くたびに新鮮な気持ちで読むことができるのです。
決して分厚い本ではないけれど深い味わいに満ちている、
こんな何度もページを開きたくなる本を作った神尾さん、
どんな方でしょう。

ぜひごらんください。

book.asahi.com