台湾に住み始めて、いつの間にか自分が脱コルみたいな格好になっていることに気付いた。
脱コルは脱コルセットの略だ。韓国で始まった、ロングヘア―やハイヒール、スカート、化粧などを女性を拘束するコルセットと捉え、髪を切ってスニーカーやズボンを履いて、メイクをやめようというフェミニズム運動だ。
タバブックスから『脱コルセット 到来した想像』という本も出ている。
紙の本しかなかったので、kindleで出ていたちゅゆさんの『脱コルセットのススメ』
という本を読んでみた。
ちゅゆさんは化粧水などのスキンケアなどもしていないそうだ。肌の調子は化粧をやめても可もなく不可もなくといった感じだそうだ。
今まで顔に何千円、何万円とお金をかけていたのを、0円にしても何も変わらないなら、そのほうが良いのではないでしょうか?
という文を読んでたしかになと思った。
ちなみにわたしはカナダに住んでからアウトドア用品の実用性に目覚めて、山に行かないくせに街でもアウトドア用品を着るようになった。あと、もともとメンズ服のデザインのほうが好きで、XSとかSサイズのメンズ服を着ることも多かった。
髪は夏の暑さと、コロナ以降マスクをつける必要から、耳の後ろを刈り上げてかなり髪を短くするようになった。
それでかなり脱コルセットをしている人の格好に近い格好をしていたのだが、メイクだけはやめられなかった。若い頃はそうでもなかったが、ここ数年は加齢でしみが増えて、毎日メイクなしで出歩けなくなっていたのだ。
会社勤めになると、人前に出る仕事をしていたので、なんとなくメイクをしないで会社に行くのは失礼という感じがしたし、正直周りがメイクしているのに一人だけしないのは結構勇気がいる。
台湾に来てからというもの、湿度がすごくてすぐ汗をかくのと、毎日行くところもないので、日焼け止めくらいしか塗らず、あまりメイクしなくなった。
あと、見た感じあんまりメイクばっちりな人がいないのでノーメイクでも恥ずかしくない。
前に同じ会社だった人は結構美容にお金をかけていたんだけど、「顔は自分で見られないのに、こんなにお金かけて意味あるのかな~」と言っていた。それもたしかにそうだ。
誰のためのメイクなのか、よくわかることばだ。別に見る人もいないならやらなくていいかも。
見る人もいなくなったので、日本にいた時は気になっていたシミとり、くまとり、しわとりといった美容医療もどうでもよくなってしまった。
気候のせいで自然と脱コルになっている。
ただ現在私は髪を伸ばし中だ。
なぜかというと、急にお笑い芸人の赤ちゃん(ネコニスズの舘野忠臣のこと)にはまって、同じ髪型にしたいと思ったからだ。ちなみに赤ちゃんは金属バットの友保隼平をまねてロングヘアにしたそうだ。友保は髪を切るのがめんどくさいという理由でロングヘアーらしい。
海外暮らしで美容院選びは難しい。カナダに住んでいた時は最初は地元の美容院に行ったり韓国系の美容院に行ったりしたけど、最終日系の美容院に落ち着いた。
髪質が西洋人とは違うのでアジアの美容院のほうがうまくカットしてくれた。
外国住みにとって美容院をどうするかは結構切実な問題だ。まず日本語か英語が通じる美容院を探すのが難しいし、見つけてもオーダー通りにやってくれるかわからない。しかも、ショートカットだと、しょっちゅう美容院に行かなくてはいけない。
なので、できたら髪を伸ばしてストパーを当ててあとは前髪だけ手入れすればいいようにしたい。できたら、襟足と耳の後ろは刈り上げて、上から長い髪をかぶせているという感じにしたい。さらに、セルフカットできるようになって極力美容院に行く回数を減らしたい。
来年の秋には理想の髪型になれるだろうか。