こけし日記

読むことと書くことについて

英語で電話をする

海外に住んでいると英語で電話をしないといけないときがあります。

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電話は対面よりもハードルが高く、非常に憂鬱になります。

あーいやだいやだ

と思いながら、かけたり出たりするのですが、
今回は日常生活の中で英語で電話するときに
少しでも憂鬱さを紛らわせるためのコツについて書きます。

1)下調べと発音練習
2)勢いが大事
3)とりあえずMay I speak to Japanese?
4)用件を伝える
5)わからないときは理由を言う
6)最終手段は面会かメール

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1)下調べと発音練習


用件について必要そうな言い回しや単語をググります。
ネットの辞書だと発音が聞ける場合があるので、
2、3回聞いて発音練習をします。
予約をしたい、とか忘れ物をした、とか質問がある、とか

短く
用件を言うのがコツです。

長い文は覚えられない&通じないから・・・。


2)勢いが大事

完璧にしすぎると、逆にハードルが上がるので、完璧じゃなくていいです。
第一声が大事なんで練習は発声練習程度に思ってください。
2、3回練習したら、電話をかけます。

こういうときは勢いが大事です。

電話番号を入力したら、すかさず通話ボタンを押しましょう。


3)とりあえずMay I speak to Japanese?

可能性がなくても日本語で会話できるかどうか一応聞いてみましょう。
ラッキーだったら日本語のできる担当者がいたりします。

4)用件を伝える

残念ながら日本語のできる人はいませんでした。
ここからが本番です。
まず練習通りに用件を伝えます。
大きな声で、恥ずかしがらず、
練習通りにやるのが大事です。
そしたら、相手と会話スタートです。
落ち着いて大きな声でゆっくりと詳細を伝えましょう。
ここで、相手のスピードが早かったり、
聞き取れないからといって焦ったりしてはいけません。

焦るとろくなことはありません。

5)わからないときは理由を言う

しかし、どうしても相手が何を言っているのかわからないときがあります。
そういうときは、変に相づちを打ってはいけません。
なぜなら相手はこちらが理解していると思って話を続けてくるからです。
わからないときはわからないと言いましょう。

そして、どこがわからないかを伝えましょう。
声が小さい
もっとゆっくり話してほしい
スペルがわからない
など、相手への要望を伝えます。
もし、聞き取りに不安があるなら、
復唱して自分の理解があっているのか確認するのもいいでしょう。

この辺は日本語の電話と一緒ですね。


6)最終手段は面会かメール

それでもどうしてもわからないとき。
最終手段は直接会うか、メールです。
多分3回くらい聞き返して分からないと、それ以上会話しても無理です。
連絡手段を切り替えましょう。


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おまけ

ちなみに電話はかけるより出る方が楽です。
なぜならかけるのはこちらの用件だけど、出るのは向こうの用件だから。
相手が用件がある場合の方が、聞き取ろうとやさしかったり、粘り強かったりします。
しかし、せっかく出てがんばって聞いてもセールスの電話だと、がっくりします。
しつこいときは、英語を分からないフリして切ったりするし。
最初は練習と割り切ってセールスの電話に出るっていうのもいいと思います。
英語で電話できる友だちを作って、雑談するのもおすすめです。

まあ今はWebでいろいろできる世の中なので、
電話する機会はこれからどんどん減ってくのかもしれませんが、
急用とかでどうしてもかけないといけない場合もあります。

会話と一緒で電話も慣れです。


それでもどうしても緊張するという人には、
佐々木倫子の初期マンガ『ペパミントスパイ
に出て来る、海軍大佐ご推薦単身赴任者のための料理本より
この言葉をおくります。

     

 

塩を入れすぎたからと言って 
塩の辛さ以上には辛くならないし 
味つけなどは少々間違っても 
それで死ぬということはない 料理などおそれるな! 
(海軍大佐)


文法、発音などは少々間違っても
それで死ぬということはない 電話などおそれるな!!!