こけし日記

読むことと書くことについて

フリーランスを辞めたくなったら

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『彼岸の図書館』に対談が掲載されます

奈良の東吉野村でルチャリブロという私設図書館をやっている青木真兵さんと青木海青子さんというご夫婦がいます。青木さんは毎週水曜日にインターネットでオムライスラヂオというポッドキャストを配信したり、奈良の本屋とほんやルチャリブロでゲストを呼ん…

メディア掲載実績

2019年平野愛さんと大阪の肥後橋にあるCalo Bookshop & Cafeに行きました。 (「好書好日」2019年06月07日配信)book.asahi.com 2018年 ・『読売新聞』2月7日 サンヤツ広告に『愛と家事』掲載されました。 ・『山口新聞』3月7日 暮らしの広場で、『愛と家事…

民俗学者・畑中章宏さんが『天気の子』を読み解く記事を書きました

いつも書いている『朝日新聞』読書サイト「好書好日」で、民俗学者・畑中章宏さん(@akirevolution)が『天気の子』を読み解く記事を書きました。 帆高はどうして海から来たの?新海誠監督の故郷・長野に伝わるある神話がインスピレーションの元では?そして…

ライティング講座を開催しました(@神戸 Wacca 2019/7/27)

新長田にあるシングルマザーの就業支援や子どもの学習支援をしているWaccaさんでライティング講座をしました。新長田ってどこ?と思うかもしれませんが、阪神大震災で大きな被害を受けた地域で、今は鉄人28号像で有名です。 台風の日で、空模様は悪かった講…

企画・編集した本 『よい移民』ニケシュ・シュクラ編・栢木清吾訳(創元社)

7月末に創元社から『よい移民』という本が出ました。 イギリスの移民の子どもたちである、黒人やアジア系、東アジア系のクリエイター21人による、自分たちの体験を綴ったエッセイ集です。翻訳者は神戸大の栢木清吾さん。装丁は加藤賢一さんです。 2016年に…

写真家の平野愛さんと、Calo Bookshop & Cafeに行きました

いつも書いている『朝日新聞』の読書サイト「好書好日」で、平野愛さんと大阪の肥後橋にあるCalo Bookshop & Cafeに行きました。この機会にプロフィール写真も撮っていただきました。book.asahi.com平野さんは、いろんな人と本屋さんに行く「私を本屋に連れ…

山崎ナオコーラさん『趣味で腹いっぱい』感想

『趣味で腹いっぱい』を読みました。 『趣味で腹いっぱい』の内容会話を中心に話が進むのでとても読みやすかったです。主人公の鞠子は「女性活躍」のご時世に、「主婦になりたい」と堂々と言って、趣味に邁進しています。一方の夫の小太郎は、高卒の銀行員で…

千野帽子さん『物語は人生を救うのか』感想

千野帽子さんの『物語は人生を救うのか』を読みました。 前半は物語は何かとか、どういうものが物語とみなされるかとか、フィクションとノンフィクションの違いといったような理論で、後半(とくに最終章が)著者の千野帽子さんの体験談に基づく話です。例や…

フラワーデモ@大阪(2019年5月11日)

大阪のフラワーデモに行きました。フラワーデモというのは、性暴力の加害者に無罪判決が出たことを受けて、それに抗議する姿勢を示すためのデモです。読書や出版関するイベントではありませんが、フラワーデモはフェミニズムに関する本を出版するエトセトラ…

雑誌『PHPスペシャル』6月号に寄稿しました

本日発売のPHPスペシャル6月号に寄稿させてもらいました。「いいことも悪いことも自分が決める」です。 離婚したとき自分だけが辛くてたまらないように思えて、元夫の動向が気になってしょうがなかった時に、それに振り回されないで、自分の軸をどうやって作…

仕事文脈14号が出ました

「35歳からのハローワーク」第四回は「島で仕事を作る」がテーマです。佐渡島のコーヒー焙煎所&スモールプレス・オケサドコーヒー(@opalsan)さん淡路島のsodatetemarket(https://www.sodatetemarket.org/pages/1599156/info …)で週末スコーン屋さんをひ…

風呂と施しの文化史- 救済と福祉の千年を考える・茂木秀之✖️鈴木遥@Calo Bookshop&Cafe(2019年5月6日) 6

大阪のCalo Bookshop&Cafeで開催された、茂木秀之さんと鈴木遥さんのトークイベント『風呂と施しの文化史- 救済と福祉の千年を考える』に行ってきました。鈴木さんはノンフィクションライターとしても活躍され、『ミドリさんとカラクリ屋敷』という本を出版…

『ヤンキーと地元』打越正行✖️岸政彦@ロフトプラスウエスト(2019年5月3日)

昨日はロフトプラスワンウエストでやっていた『ヤンキーと地元』の講演会に行った。著者の打越さんと社会学者の岸政彦さんが来て対談していた。 普通はどうしてこんな本を書いたんですかとかおもしろいエピソードはみたいな話になるけど、岸さんがガチガチに…

谷崎由依さんの『藁の王』刊行記念トークショー@枚方蔦屋書店(2019年4月29日) 2

枚方蔦屋書店で開かれた谷崎由依さんの『藁の王』刊行記念トークショーに行きました。聞き手が新潮社の谷崎さんの担当編集者の田畑さんという人で、2009年くらいからの作品に遡って聞いてくださったので、谷崎さんの作品や作風がどう変わってきたかが分かっ…

note始めました。

note始めました。読書、出版、本に関するイベントに特化した日記です。つきましては、メルマガは終了したいと思います。いままで登録してくださっていたみなさん、ありがとうございました。 note.mu

木ノ戸昌幸『まともがゆれる』シュッパン記念! 春のパンまつり」@スウィング(2019年4月6日)

『まともがゆれる』木ノ戸昌幸さんのトークショー「『まともがゆれる』シュッパン記念! 春のパンまつり」の司会をさせてもらいました。パンだけに二人ともパンのかぶり物をしています。木ノ戸さんはサンドイッチでわたしはクロワッサン。『まともがゆれる』…

『愛と家事』のトークイベントについて

先日の汽水空港のトークイベントに来てくださったみなさん、ありがとうございました。 昨日の「うちへそとへ」の汽水空港でのトークイベント、すごくよかったな〜。最後にモリくんが「表現はDIYよりもちょっと高尚なものってイメージを持ってたけど、そうじ…

2019年のイベント予定

明けましておめでとうございます。今のところ決まっている2019年の予定です。 終了しました ・1/20 文学フリマ京都「かぞくって、なんだろう展?」【か-4】で出店 @京都 みやこめっせ公式パンフレットを売ります。作家の佐々木ののかさん、研究者の蔦屋匠さ…

2018年の5冊

2018年もいろいろ読んだ。2018年の新刊中心、Twitter等に感想書いたものをまとめてみました。順不同、敬称略でお届けします。・八九六四/安田峰俊ダントツで面白かった。天安門事件の関係者60人以上に10年以上かけて聞き取りしたルポ。カナダにいた時、天安…

買って読め

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わたしはこのメディアに載った! 2018年

忘れる前に、今年載ったメディアもまとめておきます。ちなみにこのパフェは三輪舎の中岡さんにごちそうしてもらいました。中岡さんありがとう。・『読売新聞』2月7日 サンヤツ広告に掲載されました。 ・『山口新聞』3月7日 暮らしの広場で、「家族の形に正解…

わたしはこのイベントに出た! 2018年

2018年は『愛と家事』という本が出ていろんなトークイベントに呼んでもらった『愛と家事』関連 ・1/30@東京(荻窪)「ガレット&ソックス aruiteru あるいてる」日々を書き連ねること、そしてそれらを形にして残すこと出演:佐々木ののか×太田 明日香×櫨畑(…

わたしはこの仕事をした! 2018年

今年も終わっちゃうな〜。やった仕事は1、本が2冊出た初めて一冊まるまる書いた。帯は敬愛する植本一子さん。 www.sogensha.co.jp先日韓国の出版社Innodigm Booksさんから韓国版が出ました。タイトルは『愛という名前のあらゆる関係にくたびれたあなたに』…

【告知】「りっすん」に記事を書きました

はたらく女性の深呼吸マガジン「りっすん」に 遅れて来た反抗期を終えて感じた「ほんとうの自立」という記事を書きました。 愛と家事の「遅れて来た反抗期」の後日談です。 www.e-aidem.com よかったら読んでくださいね〜。

無頼の気持ちでやっていく

kokeshiwabuki.hatenablog.com 前にこの記事を書いたさい名指しした北條さんから『愛と家事』の感想をもらった。 太田明日香さんの『愛と家事』。この、剥き出しのようでよくよく練られた、しっかり練られたうえでなお露出してやまない生々しさが迫ってくる…

えいごの勉強

言いたいことはたくさんあるけれど グッドオッケーサンキューソーリー そんなふうにしか言えない 聞きたいことはたくさんあるけれど ワットワイハウウェン そんなふうにしか聞けない 答えを聞いてもパードンの繰り返し何を言ってもパードンの繰り返し イエス…

ポエムのコーナーを作った理由

最近ブログに詩をアップしているように、わたしはこれから詩をやりたいと思っている。 カナダにいたときブログで日記を書けなかった。『ウィスコンシン渾身日記』という本がある。 www.gentosha.co.jp 2015年から17年まで結婚相手の都合でアメリカについてい…

ほんとうの夜

ほんとうの夜を知っているかほんとうの夜の暗さを月の光が目に痛いほどの ほんとうの夜を知っているかほんとうの夜の静けさを川の音さえ耳に響くほどの ほんとうの夜に鳴く鹿の声を聞いたことがあるか夜を引き裂く誰かを乞うるような たよりなく慰めもなくそ…

よい魔法

おまえ、その手に持っているものはなんだよく見ろ、お前のその手にある紙とペン それは、なんなんだなんのためにあるのだ言ってみろ おい、お前、聞いているのかおい、どっちを向いているんだわかっているのか お前の、その手にある紙とペンで書いてきたこと…