こけし日記

日本語教師1年目

2015年のまとめ/2016年の心持ち

カナダに来て9か月が過ぎた。

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カナダに来て自分でも意外だったことが起こったので、
年の初めの記念に書いておきます。

1)英語アレルギーが治った
2)電子書籍を買った
3)怒りっぽくなくなった

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1)英語アレルギーが治った

何かをマスターしたいなら、嫌いとか苦手だというイメージは即刻取り払った方がいい。「自分はできない」というイメージは毒にしかならない。
やる気が出ない上、上達してもそれを受け入れられなからだ。

わたしは高校〜大学にかけて、つまづいたり勉強した割に成績が良くなかったので、
英語に対して「嫌い」「苦手」「向いていない」というイメージを持ってしまった。
ずっとその気持ちがあったので、達成したという気持ちをもてなかったし、
継続して勉強することもできなかった。

カナダに来てから先生の態度のおかげで、その気持ちは少し薄れた。
近所のコミュニティセンターのESLや移民向けの語学学校など、
いろんなところに行ったけど、共通していたのは、
先生がいつも学ぶ人を励ます姿勢で教えていたところだ。
変なことを言っても笑わないし、誰かをからかったりもない。
それぞれの学びたい気持ちを尊重してくれる。
受験や就活や課題といった「何かのため」に強制的にやらされて、
比較されるっていう環境が苦痛だったのだとわかった。
カナダの先生のおかげで、自分のために勉強すればいいんだとわかった。
だから続けられるようになった。
自分のためにやるから、自分の実力を適切に測れるようになったし、
自分の実力に見合った教材を選べるようになった。
自分のペースで勉強するっていうのを初めて知った。

 

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2)電子書籍を買うようになった

日本にいた頃は全く興味がなかったのに、
欲しいときにすぐ買える、iPhoneがあればいつでも読める、
資料として使うのに便利(線を惜しみなく引ける、置き場を考える必要がない)
というので、カナダに来てから電子書籍を買うようになった。

いちばんよかったのは積ん読がなくなったこと。
本は物と情報が一体になっているけど、電子書籍はその情報の部分だけだから、
ちゃんと読まないとってなるんだと思う。
本を買うことで所有欲を満たしたら、最初の目的のはずの情報の部分は
どうでもよくなるから、積ん読になるんだなと思った。

おまけ)
便利だし、整理の必要がないし、ほしい部分を検索かけたり、
引用の手間が減ったりで、電子書籍はいいことばかりに見えるけど、
紙で読んだ方が断然頭に入る。
あと、携帯いじっている延長で本を開けるから、
携帯の数あるアプリの1つって感じがして、
本を開いて別の世界に行くっていう感覚は薄れる。
もちろん読んだら夢中になるけど。

昔は字の書いてある紙をまたぐなとか地べたに置くなって言ってたけど、
そういう本に対する聖なるものみたいな感覚はどんどんなくなって、
単なるコンテンツの1つみたいになるんかな。

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3)怒りっぽくなくなった

日本にいたときもそうだったけど、昔のことを振り返って
くよくよすることが多かった。
特に時間の余裕ができて人間関係が急に減ると、
余計に昔のことをよく思い出してしまう。
それで思い出しては一人でイライラすることが多かった。
最初は相手に怒っていたけど、怒りをぶつけるすべもないので、
そのうちだんだん、自分に対して怒りだした。
それであんまりにも疲れたので、
そのときに相手にどうしたかったとか、自分の気持ちとか一から全部書き出して、
一個一個何に対して腹が立つか点検していった。

そういうことをしていたら、
あるとき急に、怒っている相手の人たちと過去に対して
時間を使うことが大変もったいないと思って、
考えるのをよそうという境地になった。
許すとかとは違うけど、
わたしはこれから今と未来だけに人生を使いたいので、
必要以上の後悔と反省は時間の無駄なので、
その日以来一切しないことにしようと思った。

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何年かに一回、人生を生き直しているというような年がある。
2015年はそんな感じの一年だった。
そういう年は自分の人生を掴み直したという気持ちになる。
わたしは毎年今が生きていていちばん楽しいと思っているけど、
2016年もそういう年にしたい。