こけし日記

読むことと書くことについて

『刺繍小説』神尾茉利さんにインタビューをしました

いつも書いている『朝日新聞』読書サイト「好書好日」で、
 『刺繍小説』著者で美術家の神尾茉利(@kamiomari)さんの
インタビューをしました。


美術家・神尾茉利さんの『刺繍小説』(扶桑社)は、
刺繍描写のある小説を「刺繍小説」と名づけ、
刺繍を通じた物語とのさまざまなかかわり方を提案しています。

刺繍が出てくる本ってどんなの?
と思うかもしれませんが、
太宰治『女生徒』、西加奈子『円卓』、三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』
などメジャーな作品や著名な小説家の本もたくさん出てきて、
刺繍が出てくる小説がこんなにたくさんあるのに驚きました。

あるときは神尾さんの作品集、
あるときは小説のブックガイド、
あるときは刺繡をめぐる箴言集、
といろんな読み方ができて、開くたびに新鮮な気持ちで読むことができるのです。
決して分厚い本ではないけれど深い味わいに満ちている、
こんな何度もページを開きたくなる本を作った神尾さん、
どんな方でしょう。

ぜひごらんください。

book.asahi.com

  

 

『よい移民』書評掲載

ぼちぼちですが、『よい移民』の書評が出始めてうれしいです。
『よい移民』がどんな本かについてはこちら。

kokeshiwabuki.hatenablog.com

9月14日『日経新聞』掲載

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9月22日『信濃毎日新聞』掲載
評者はノンフィクションライターの川内有緒さん
 ※こちらは共同通信配信の記事で29日までに、
 『沖縄タイムズ』『福井新聞』『中国新聞』『京都新聞』『神戸新聞』等でも掲載されました。
 今後も地方紙で掲載される予定です。

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9月29日『神戸新聞

トークイベントが10月にあります。
2019年10月18日(金)19:00〜21:00(開場18:45)
1,000円(要予約)


イベントご予約は下記フォームから
https://forms.gle/xvhA9TQz1e8Zgd9K8


CAVABooks(出町座フリースペース)
〒602-0823 京都市上京区三芳町133
出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
今出川駅京都市営地下鉄)徒歩10分

cvbks.jp

 

   

こちらの評をみてご興味を持ったみなさん、是非お越し下さい。

『彼岸の図書館』に対談が掲載されます

奈良の東吉野村でルチャリブロという私設図書館をやっている
青木真兵さんと青木海青子さんというご夫婦がいます。

青木さんは毎週水曜日にインターネットで
オムライスラヂオというポッドキャストを配信したり、
奈良の本屋とほんやルチャリブロでゲストを呼んでトークイベントをやっています。

そこで行なわれた対談がまとまって
『彼岸の図書館』という本になることになりました。

    



yukatakamatsu001.stores.jp


わたしも去年『愛と家事』が出た時にトークイベントをやったのですが、
そのときの対談が収録されることになりました。

対談だけじゃなくて、青木真兵さんや青木海青子さんの文章やイラストも載るそうなので、
結構読み応えがあると思います。


掲載される対談も豪華!!

内田樹(思想家・武道家)/光嶋裕介(建築家)/神吉直人(経営学者)/坂本大祐(デザイナー)/東千茅(耕さない農耕民)/太田明日香(ライター)/野村俊介(茶園経営)/小松原駿(蔵人)/鈴木塁(ウェブ制作)


出版イベントもいくつか開催されるようです。
ツアー詳細はこちら。

lucha-libro.net

直近のイベントはこちら

readinwritin.net

 

 

青木さんは都会→地方ですが、わたしは地方出身です。
切り口はちがいますが、わたしも地方移住について書いたことがあります。

 

メディア掲載実績

2019年
平野愛さんと大阪の肥後橋にあるCalo Bookshop & Cafeに行きました。

(「好書好日」2019年06月07日配信)

book.asahi.com


2018年

・『読売新聞』2月7日

サンヤツ広告に『愛と家事』掲載されました。

・『山口新聞』3月7日

暮らしの広場で、『愛と家事』が「家族の形に正解はない」と紹介されました。

・『北海道新聞』(夕刊)3月24日
「エンタメ本棚」で『愛と家事』が紹介されました。評者はなタ書房の藤井キキさんでした。

・『リビング京都』2018年4月28日号
「コレ読んで!」で『愛と家事』が紹介されました。選者はマヤルカ古書店のなかむらあきこさんでした。

愛と家事|コレ読んで!|リビング京都


・『サンデー毎日』2018年4月29日号でインタビューを受けました。
 聞き手は南陀楼綾繁さんでした。

mainichi.jp

・みんなの暮らし日記ONLINEというサイトで『愛と家事』が紹介されました。

minna-no-kurashi.jp


・梅田蔦屋書店にて2018年5月に開催された「She is #生活をつくる」で、
『夫のちんぽが入らない』『ここはおしまいの地』の著者のこだまさんが
『愛と家事』を推薦してくださいました。

 

yagakusha.hatenablog.com


・『朝日新聞』「彼女の10年」で取材してもらいました。
登録すれば無料で読めます。

www.asahi.com


・「働く女性に寄り添う17冊」で
Title店主の辻山良雄さんが『愛と家事』を紹介してくださいました。

style.nikkei.com


ネットラジオ
・オムライスラヂオ No.297  12/ 28配信 『本を贈る』について
『本を贈る』について - オムライスラヂオオムライスラヂオ

出演:青木真兵×青木海青子×中岡祐介(三輪舎)×太田明日香


・オムライスラヂオ No.273  7/18配信 「あたらしい家族の形」について

【オムラヂとほん vol.2】「あたらしい家族の形」について - オムライスラヂオオムライスラヂオ

出演:青木真兵×太田明日香


・京都の放送局FM GIG「もっとシャイニーズ」 8/7 配信

出演 安田いづみ×貞島真理子×太田明日香


〜2016年
NTTが運営するドリームアークというサイトで、『福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本』を紹介してもらいました。


greensで『福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本』を紹介してもらいました。
(2013年4月3日配信)
greenz.jp




民俗学者・畑中章宏さんが『天気の子』を読み解く記事を書きました

いつも書いている『朝日新聞』読書サイト「好書好日」で、
民俗学者・畑中章宏さん(@akirevolution)が
『天気の子』を読み解く記事を書きました。

    


帆高はどうして海から来たの?
新海誠監督の故郷・長野に伝わるある神話がインスピレーションの元では?
そして、肝心の「晴れ女」陽菜は何者か?

物語にある謎を、こんなふうに読み解けるんだ、と目からうろこが連続のインタビューでした。

book.asahi.com


なんと、好書好日でプレビュー一位を獲得!

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やったーーー!!!

畑中さんのインタビューは、はまるで探偵の謎解きを聞いているような
スリリングでワクワクした時間。
もっといろんな人に聞いていただきたいな、と思っていたところ、朗報が。

8月29日(木)19時半~
ロフトプラスワンWEST(大阪ミナミ)でトークイベントがあるそうです。

https://loft-prj.co.jp/schedule/west/124661

ご一緒に登壇するのは、『日本のヤバい女の子』のはらだ有彩さん(@hurry1116
日本の昔話を題材に、彼女たちが今生きていたらどんなだろう、
という姿を生き生きと描いています。

こちらは以前インタビューした記事。

book.asahi.com


はらださんもすごく素敵な方。
こんなおもしろい二人のトークが生で聞けるなんて、シ・ア・ワ・セ〜。
イベントに行くのが今からとても楽しみです。

 

ライティング講座を開催しました(@神戸 Wacca 2019/7/27)

新長田にあるシングルマザーの就業支援や子どもの学習支援をしているWaccaさんでライティング講座をしました。

新長田ってどこ?と思うかもしれませんが、
阪神大震災で大きな被害を受けた地域で、今は鉄人28号像で有名です。

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台風の日で、空模様は悪かった

講座は、表現することで、自分と向き合うという内容です。
参加者の希望があればZINEを作ろうということで、
お試しでまずは第一回をやることになりました。

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最初の1時間くらいはわたしが『愛と家事』を作ったときの話をしました。

印象的だったのは、
どうして『愛と家事』を書いたんですか?」と聞かれて、
「なぜ自分が離婚することになったのか納得したくてこの本を書いた。
既存のカウンセリングや、いろんな本を読んでも納得できない部分があったので、
自分なりの理屈をつけたかった
と答えたところ、司会の高橋綾さんに
「太田さんのやったことは当事者研究ですね!」
と言われたこと。

当事者研究というのは、北海道のべてるの家で生まれた
当事者がかかえる固有のいきづらさがどうやったらましになるかを、
自分なりに解決方法を探る」というアプローチだそうです。
わたしの本はすごく染みる人と拒絶する人がいて、この差がなんなんだろうと思っていたけど、当事者研究と言われたら納得しました。
わたしみたいなアプローチが効く人もいれば、全く効かない人もいると思います。
万人受けする本じゃないというのがわかってよかったです。


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参考に持って行ったZINEいろいろ(女性が作ったものをセレクト)

そのあと「もしあなたの人生が本だったら?」という、ワークをしました。
これはわたしが考案したもので、
自分の本を作るならどんな目次やタイトルにするかというワークです。
このワークは久しぶりに自分と向き合う時間になったと好評でした。
みなさん目次を作ることで書きたい意欲が刺激されたようで、
是非2回目もということで、これから参加者のみなさんとZINE作りがスタートしそうです。

こちらはもうすでに参加は締切っています。
こういう講座を開催してみたい方は、お気軽に問い合わせ先からご相談ください。